日本車ファンにとって、2026年は特別な年となりそうです。アメリカでの「25年ルール」によって、2001年式の日本車が合法的に輸入可能となり、国内外で注目を集めているからです。
アメリカでは、連邦自動車安全基準(FMVSS)により右ハンドル車の輸入が制限されています。しかし登場から25年以上経過したクルマは、このルールの例外として認められるため、映画やサブカルチャーで人気のある日本車スポーツモデルが「合法的に走れる」状況になります。このため、国内では流通台数が減り、中古車価格が高騰する傾向があります。
特に注目すべきは、2001年式の高性能スポーツカーです。
まずホンダ「インテグラ タイプR(DC5型)」は、2代目として登場。2リッターエンジンで最高出力220psを誇り、国内外で根強い人気を持つモデルです。既に国内では走行距離が少ない個体で400万円台に達することもあり、25年ルールの解禁による価格上昇が予想されます。
三菱「ランサーエボリューションVII(CT9A型)」も要注目。6代目ランサーをベースに電子制御クラッチや4WDシステムを搭載した高性能モデルで、初のオートマチック仕様「GT-A」も設定。アメリカ市場での話題性は高く、輸出による国内価格の高騰が懸念されます。
さらに、日産「スカイラインGT-R M Spec(BNR34型)」「マツダ RX-7 タイプR バサーストR(FD3S型)」「スバル インプレッサ WRX STi type RA specC(GDB型)」なども2001年発売で、25年ルールの影響を受ける注目モデルです。これらは国内外のコレクターや愛好家からの需要が強く、中古相場への影響は小さくないでしょう。
また、セダン系でも2001年式のトヨタ「ヴェロッサ」「ブレビス」や「プレミオ/アリオン」、日産「スカイライン(V35型)」「シーマ(F50型)」など、JDMブームで海外人気が高まるモデルが揃っています。特に北米では、右ハンドルのV35型スカイラインや国内専売セダンが意外な人気を見せる可能性もあります。
こうした背景から、2026年は「25年ルール解禁車」が国内外で再評価され、旧車・名車の価格高騰が本格化する年となるでしょう。コレクターや購入希望者にとって、今こそ狙い目のタイミングかもしれません。
